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2011年11月16日水曜日

キースフラックの風営法違反について...




自分のサイト(イベントインフォ)にも書きましたが、福岡の有名なクラブ「キースフラック」のオーナーが風営法違反で捕まりました。個人的にも、知り合いが働いてたはずなので気になってます。何より、プレイヤーー人ひとりが身近な事として考えた方がいいと思ったので、こちらにも掲載しておきます。

というのも、いつかイベントをやっている自分達にも色々なカタチでふりかかる可能性があるからです。イベントをやっている側として、ある日突然自分達が使っているハコが摘発される可能性、つまりその後のスケジュールが白紙になりお客さんや色々な方に迷惑をかける可能性等があります。もちろん、ハコは営業を続けられないぐらいの方向転換を迫られる事と思います。また、今回の事で九州全域でも今以上にクラブを経営するという事に対するリスク意識は上がるのではないでしょうか? クラブ営業の収益があまりなければ、リスクをかけてまでクラブ営業をしようと思わないハコも出てくるかもしれません。

ハッキリわかりやすく言えば、純粋に音楽を楽しむクラブを経営しているだけで、悪い事は何もしてなくても現在の法律(風営法)なら摘発・逮捕されるんです。こうなると、クラブ経営ってリスクの塊ですよね。

そして、全国にあるクラブで、現行法を遵守してイベントをやっているハコがどれだけあるでしょうか? 通常は深夜0時、特例を適用された場合でも深夜1時で営業を終えなければいけないんです。...イベント、できますか? 心から楽しめますか?


上記画像↑はTNC テレビ西日本より ※ニュースが更新されるため、TNCのサイトからいずれは消えるとは思います。

内容を抜粋するとこんな感じデス→「客にダンスをさせる“クラブ”を無許可で営業していた風営法違反の疑いで福岡市中央区舞鶴の「キースフラック」の経営者の男が逮捕された。「違法なことはわかっていた」などと容疑を認めている。」

...キース、いいハコなんです! 福岡で好きなハコといったらすぐ思い浮かべるぐらいいいハコなんです♪ 音楽好きでクラブに行く方には衝撃的ですよね。深夜0時過ぎて踊ってただけでダメなんですよ。悪い事してるって、どこら辺がなんやろ!?

キースのサイトもニュースが発表された当初は「只今準備中です。」の表示になっていて、現在は「しばらくの間休業させて頂きます。
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。」になってます...

一人のファンとして、できればキースには再開して欲しいです!

私達は法律を破る事はできませんし、誰にもおすすめしません。だからこそ、心からクラブシーンの存続を願う音楽好きのみんなの力を合わせて色々と働きかけを行い、1948年に制定されて以来変化のないカビの生えた風営法を"時代に合わせた法律"に変えてもらって、適切に運用して欲しいと思います。クラブには確かに負のイメージ(ナンパや喧嘩など)もあるかもしれませんが、ごく一部のヒトが起こした事件で、他の大多数のクラブミュージックを好きなヒトから憩いの場を奪わないで欲しいです。


ということで、下記に賛同の方はぜひ署名を! 目標の2万人まであと少しです!(あと、この署名の内容の下に、風営法をあまり知らない方のために簡単にの説明を書いてます〜)。

「風営法におけるクラブ(ナイトクラブ、ダンスクラブ)の取扱の改善を求める署名」


企画者: 岡本 拓也
提出先: 民主党・自民党・公明党・日本共産党
開始日: 2010年12月31日
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この署名は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」におけるクラブ(ナイトクラブ、ダンスクラブ)の取扱の改善を求めるものです。クラブカルチャー、クラブシーンを守るため、何卒ご協力のほどよろしくお願いします。

2010/12/5、大阪のクラブの摘発がありました。最初は、私も無許可なら仕方ないと思いましたが、調べると風営法の許可をとっても深夜0時まで、特例の認められる地域でも1時までしか営業が認められません。

カラオケは風営法の規制対象にならないのに、クラブが風営法の規制対象になる。クラブで音楽を聴き、お酒を飲んだり踊ったりすること。これは健全で自由で楽しいことであるにもかかわらず…。

これは不当と考えざるを得ません。このままでは、必ず同じようなことが起こります。 

この風営法の目的である「善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止」ついてですが、私個人といたしましては、今まで黙認されてきたこともあり、深夜営業が規制されなくとも、上の「目的」が阻害されるとは考えません。となります。 

それよりも、「公共交通機関がなくなった後、目的を無くした多くの人が深夜の繁華街に放り出されたときにトラブルがおこる可能性」が「増える」と考えます。

 理由は、
1、クラブにいる限り、音楽を聴くなど「目的」があること。
2、繁華街の方が圧倒的に死角になる箇所が多いこと。
3、クラブにはお店の店員もいるので、もし仮に違法行為がなされようとしていても、未然に、または途中で止めるということがなされると考えられるが、繁華街ではその防止がなされにくくなること。

以上の三点より、風営法の規制が現在の治安を悪化させる可能性があると推定します。 

以上のようなこともありますが、今現在のクラブは「規制の対象」です。 現行の規制を民主主義的に解決するために、皆さんの協力が必要です。クラブカルチャー、クラブシーンを守るため、何卒ご協力のほどよろしくお願いします。 

この署名でまず、 「午前1時以降も営業のできる地域を設ける」 と言うことを求め、その上のことを実施した結果、風営法においてクラブ営業を規制する必要性がない事を証明し、最終的には「風営法でのクラブ(ナイトクラブ、ダンスクラブ)の規制の除外」を獲得するため活動いたします。 

また署名活動と同時に、クラブに対し風営法の目的を守る為、
・18歳未満の方の利用禁止の徹底
・未成年者に対する飲酒喫煙の防止の徹底
・薬物に対する対策
・不法就労外国人問題に対する対策 以上四点について話し合い、協力を仰ぎます。

またその他、深夜営業におけるトラブル防止策や実施に際しての具体的な準備等を話し合う機会を設け、実施に向けても活動致します。
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現状がおかしいと思う方や、賛同して頂ける方はぜひここをクリックして署名をお願いします!


※参考「クラブ運営における風営法に関するまとめ」
●そもそも「風営法」の目的とは
「善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため」

●風営法における営業許可は1号から8号までの、計8つの対象に分けられ、営業形態、用途に合わせ各店舗それぞれ許可申請が必要になる(キャバクラ、ホスト、クラブ、マージャン、ゲームセンターなど)。現在、クラブは3号もしくは4号の営業許可が必要になるが、これを取得すると営業時間は24時、あるいは25時までとなる。バーや居酒屋のように朝まで営業を行なうためには、別の許可申請が必要となる。が、ここで問題が発生する。すなわち、その別の申請を行なうと深夜に店舗内でダンスをさせるという営業行為はできなくなるという事である。 では、どのように営業しているかというと、ハコは経営者が持ってはいるものの、イベント自体はイベントオーガナイザーが主催しているという事で、いわゆる"グレー"な状態で続いているのが現状のようだ。

風営法の上位法である日本国憲法は、「職業選択の自由、営業の自由」を保障しているので強引な取り締まりはできないが、一般社会からの「クラブ」に対する悪いパブリックイメージが、現在の取り締まり強化の風潮をつくっている一因ではあるだろう。


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