Abelton Live 12に合うフィジカルコントローラー導入記 & イベント告知
今週末から夏に向けて、イベント出演が増えます〜 ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。
バタバタが始まる前に、色々と仕込みをば...
まずは、吸音材を購入・設置しました。MCとかヴォーカルのラフ録りに使います。見た目も良いので気に入ってます。本当は防音材と併せないといけないけど、部屋自体のレイアウトや壁の関係でそこまではできず、効果はうっすらしかないけどw
...ただ、もう犬猫コンビに2枚ちぎられました... 見事な連携プレイ... 脱帽です...
そして、Ableton Live 12での制作用に、フィジカルコントローラーを導入しました。家にAkai Professional MPC Live II・Native Instruments MASCHINE MK3・APC40などいろんなコントローラ類はあるけど、制作面ではまた用途(便利さ)が全然違うというか...
そもそも純正のAbleton Pushもいまいちハマらなくて、ほぼキーボードで制作していて、自分の周りもそういう人ばっかりなんであんまりフィジコンの必要性を感じてなかったんですが(あったら便利だよね〜ぐらいの感じ)...
Web制作・システム開発・デザインなど仕事柄キーボードを毎日使うしショートカットも覚えているのでそれでよかったんだけど、仕事もが忙しかったためか最近また腱鞘炎がひどくなってきたので、やむを得ずという感じです...
とはいえ、デスクに限りがあるので、ワンフェーダー機のみに絞りました。この手のフィジカルコントローラーって世の中的には人気がないジャンルらしく、商品種類も自ずと絞られるし、情報をまとめている人も少ないっていう...
そのため、今回は機種選定から導入までに3週間ほどかけてしっかり調べました。腱鞘炎はそう簡単に治らないのはわかってるので、まずは購入前提でChatGPTに相談しながら自分のマスト項目を出して、各機種でできることとできないことを把握して潰していった感じです。
そんなこんなで、まずはPreSonus FaderPort V2とiCON DIGITAL P1-NanoとX-Touch Oneの3機種で検討したんですが、
| 機種名 | Live対応(MCU互換) | 設定のしやすさ | 視認性 | フェーダー品質 | 物理UI | 総合評価 |
| **X-Touch One** | ◎ 完全対応 | ◎ | ◎ 液晶あり | ○ | ◎ ボタン豊富 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| **FaderPort V2** | △ 要スクリプト | △ | × なし | ◎ | ○ 必要最小限 | ⭐⭐⭐⭐ |
| **P1-Nano** | ○ MCUあり | ○ | ×(D2別売) | ○ | △ 控えめ | ⭐⭐⭐ |
※見ずらい表ですがどうにか...
Ableton Live 12で最も操作性が高いワンフェーダー機はX-Touch Oneとなりました。
「Liveで即使える操作性」と「視覚的フィードバック」を兼ね備えた数少ない1フェーダー機。Live標準のMCUサポートにしっかり乗ってくれるため、導入時のストレスが非常に少ないのが最大の強みです。Liveとの互換性、物理操作の快適さ、そして何より**「迷わず直感的に操作できるUI」**が秀逸です。一度繋げればすぐにLiveの中のトラックやミキサーを自在に操れるため、プロフェッショナルな制作やライブ用途にも適しています。...とChatGPTに説得されましたが、正直一番買う気がなかった機種ですw
PreSonus FaderPort V2は、ハードウェアとしての質感は最高峰。ただし、Liveとの初期統合が浅いため、快適に使うには「Moss Script」や自作マッピングが必須。機能面ではX-Touch Oneに一歩劣りますが、カスタマイズ派・手触り重視派には◎。個人的に、以前PreSonus ioStation 24c USB-C 2x2を以前使っていて好印象だったのもあり、当初はこれを買うつもりだったんですが、やはりStudio Oneのユーザーでないと制限があるなという感じです。
iCON DIGITAL P1-Nanoは小型軽量&安価という利点がありますが、視認性・物理UIの豊かさ・Liveでの実践性の点では明らかに上位2機に劣ります。補助的な用途には向いていますが、メインコントローラーとして使うにはやや物足りなさがある印象。調べてるうちに自分的にマストな動作でできないことがあって厳しそうと判断しました。
その後にSOLID STATE LOGIC UF1とX-Touch Oneを比較しました。
ChatGPTの解説
| 特徴/製品 | SSL UF1 | BEHRINGER X-TOUCH ONE |
| **ビルド品質** | 高級感あり、堅牢な金属筐体 | プラスチック主体、軽量 |
| **フェーダー精度** | 業務用に近い高精度 | 標準的だが十分実用的 |
| **表示ディスプレイ** | 高解像度LCDでトラック名やパラメータが視覚的に分かりやすい | 通常LCD、やや視認性に劣る |
| **操作ボタン** | カスタマイズ性が高く反応も良好 | 十分だがややチープさがある |
| **DAW連携** | 深い連携と詳細な設定が可能(特にLogicやCubaseなど) | 汎用的なMackie/HUIで設定簡易 |
| **ジョグホイール** | なし | あり(スクラブ操作やナビゲーションに便利) |
| **価格** | 高価(プロ用途想定) | 手頃 |
※こちらも見ずらい表ですがどうにか...
🏁 デメリット比較
SOLID STATE LOGIC UF1のデメリット
**価格が高め(X-TOUCH ONEの2〜3倍)
**ジョグホイール非搭載(トラック移動やスクラブを多用する場合は不便)
**Ableton Liveとの統合は標準で悪くないが、特化しているわけではない(特にPushと比較すると)
X-Touch Oneのデメリット
**ビルド品質がやや安価な印象
**LCDが低解像度で、トラック名表示が限定的
**操作感がプロ機に比べて甘い部分がある
**設定によってはAbleton Liveと一部機能がマッピングされないことがある
🏁 結論:どちらを選ぶべきか?
SOLID STATE LOGIC UF1が向いているユーザー
高品位な操作感を求める人
ディスプレイでトラックやパラメータを視認したい人
他DAWも並行して使っているプロ志向のユーザー
音楽制作に没入できるUIを重視する人
X-Touch Oneが向いているユーザー
コストを抑えてフィジカルコントロールを導入したい人
ジョグホイールやシンプルなMIDIコントロールを活用したい人
初心者やセカンドユニットとして手軽に使いたい人
...で、あくまで個人的にですが、SOLID STATE LOGIC UF1は高いけど質感はバッチリだし、ずっと使うなら手が出ない金額ではないとは思ったけど、ジョグホイールがないのは痛い... くるくる回すの便利だもんな〜 ジョグホイールはマストだよな...
ということで、最終的にX-Touch Oneを導入しました。設定はめちゃめちゃ簡単だし、動きはスムーズだし、制作時にキーボードを触る回数は明らかに減るので、今のところ大満足です。...これで腱鞘炎が治るかもw
さて、イベント開催・出演予定↓ 出演確定済みは下記です。フライヤーは出来次第展開します!
今週末21日土曜日・週明け22日日曜日は第8回デフビーチバレーボール国際親善大会@祝祭の広場でPAとDJをやります〜
以降もぼちぼち決まってます!
6/27 FLAMES@FREEDOM
7/20 SOUND ON@別府 SUNNY PLACE
8/2 大分七夕祭り 水辺の屋台村@アクアパーク
8/9 Groovy@日田 CMVC
8/22 FLAMES@FREEDOM
いずれもぜひ遊びに来てください〜!
イベントインフォも随時更新してます〜
そんなこんなで、また〜