2018-06-06

Rekordbox DJ vs serato vs TRAKTOR ソフト比較


現在PCDJを使用するにあたってクラブの現場で見かけるのは、圧倒的にseratoだと思います。その次がTRAKTORで、最近になってCDJやDJミキサーなどの定番機材で現場設置率NO.1のPioneer DJがリリースしたrekordbox DJが増えてきたかなという印象です。

そして、今後は現場の機材との親和性もあって、rekordbox DJが次第にシェアを伸ばすのかなとも思います。

それらの定番DJソフトはとりあえず全部Macに入れているものの、個々で使用するのみで比較してみた事がなかったので、ざっくり比べてました。あくまで個人的な感想ですし、使用環境などでも違いが出ると思うので、参考程度でお願いします。

検証(使用)環境はMacbook pro 13 / macOS High Sierra / メモリ 16GB / HDD 2TB+2TB(増設済)です。

※ちなみに、自分の場合はPCDJの際はメインがTRAKTORで、現場でうまく動作しないなどのトラブルがあった場合はseratoを使用し、rekordbox DJはインストールしていじった事はあるものの、現場では未使用です。



まず、最初に話題のrekordbox DJ


圧倒的に起動時間が早いです。1分かかりません。あっという間に立ち上がるし、プレイリストの読み込みも早いです。

起動時間でいうと
rekordbox DJ(1分以内) > serato(1〜2分以内) > TRAKTOR(4〜5分ほど) でした。


表示も変えれるし、ローカライズ(日本語化)もバッチリ!


ちなみに、上記の画像のとおりTRAKTORのオーディオインターフェイスも認識しますが、THRU機能が使えないため、使い物になりませんでした。

seratoのオーディオインターフェイスの場合、当然同じように認識します。また、TRAKTORと違ってDJもできますが、スクラッチやジャグリングまでは厳しいかなという感じ。MIXだけならどうにかなるかも...


rekordbox DJで特筆すべきは、Automix機能ですかね。勝手にプレイリストからMIXしてくれる機能ですが、便利だけどクラブで使用できるレベルまでにはなっていないかなという印象です。ただ、お店のBGMとかだといいかも。自分の店では便利に使えそうと思いました。

あとは、次の曲の候補をおすすめしてくれる機能とかもあります。「え〜、これもおすすめなのっ!?」て感じで意外性があって、幅が広がるかも。ああ、そういえば、VDJにも対応(別途プラグインソフトの購入追加が必要)しています。

音質もよく動作も軽快ですが、ピッチ表示がないとか、一度変更したら元のBPMがわからない(表示がない)とかの不満もあります。あと、カスタマイズ性に乏しいので、自分の使いやすいようにいじり倒したい人にはおすすめできないかな〜と。

ただ、後発だけあってよくできていて、これから機材を購入してPCDJを導入するって方はrekordbox DJが一番かと思います。



そんでも持って、次はTRAKTOR


音質や精度に関しては他のソフトよりいいと感じます。あと、カスタマイズが細部までできるので、一度TRAKTORに慣れてしまうと、他のソフトでは物足りなく感じます。エフェクターも充実しています。RemixデッキやSTEM対応など、TRAKTORにしかない機能が多いです。その反面、rekordbox DJseratoと違ってVDJはできません。

実はrekordbox DJ同様にAutomix機能(TRAKTORの場合はCruise Modeと呼びます)も兼ね備えています。MIDI関係などの機能も充実していて、トラック制作をしているのであれば、TRAKTORをおすすめします。自分がTRAKTORを選んだ理由も、MIDI関係の利便性の高さなどでした。


その反面、他のソフトより圧倒的な重さや難解さを兼ね備えています。ローカライズ(日本語化)なんて優しさは全くないですねw あと、seratoと違い現場にオーディオインターフェイスなどの機材がほとんどないので、当然必要機材を自分で持ち込む事になります。

そんでもって、現場ではseratoからの切り替えで転換の際にバタバタするので、他のDJに嫌がられる事間違いなしですw 少し前に会って話したTRAKTORユーザーの某有名DJが「現場に行くとみんなだいたいseratoで、一人だけTRAKTORの事も多いから、トラブルがあったらほぼ俺だと思われている」とぼやいてましたw

そして、自分の場合何よりも起動に数分かかります。他のソフトと比べて圧倒的な遅さです。現場に行ったら早めにPCを起動させておかないといけません。ワクワクします。ついでに、終了時に固まったりします。おしゃれです。



最後はシェア率No.1のserato


最新バージョンになって安定感が増した気がします。あと、他のソフトと同様にオーディオインターフェイスなしでも2デッキなどで確認できるようになりました。起動までは1〜2分ぐらいです。

もちろん、ローカライズ(日本語化)もバッチリです。rekordbox DJほどでないにしても、動作も十分軽快だし、seratoユーザーは他への乗り換えを考える必要がないかな〜と感じます。音質もよくなったな〜と。定番化するにはそれなりの使いやすさがあるわけで、さすがって感じです。

今はあんまり現場で使ってる人を見ないけど、VDJにも対応(別途プラグインソフトの購入追加が必要)しています。思い返してみると... 2人しか見た事ないけど、VJとはまた違った感じで面白かった覚えがあります♨︎


...そんなこんなで、どのソフトもDJプレイをするためという目的は同じなので、できる事は似ています。というか、どのソフトもDJで当たり前の事は当たり前にできます。

ただ、安定感や軽快さは圧倒的にseratorekordbox DJに軍配があがるかなと。そして、seratorekordbox DJはかなり似ているので、あとは好みの問題かなと。そんでもって、どちらもVDJも可能です。

よくプレイする現場にserato対応機材があるならseratorekordbox DJ 対応機材があるならrekordbox DJとか環境に応じてでもいいかもしれません。 どちらも軽快に動作するので、両刀使いでもいいと思います。あえていうなら、rekordbox DJの方がより簡単な分だけ万人向け=コンシュマー向けかもしれません。

個人的にメインとして使用していて愛着もあるTRAKTORは、コツコツいじって凄〜く愛着があっても他の人には勧められないというか... 圧倒的に玄人向けというか... 自分でカスタムしてなんぼだと思います。他のソフトよりも重くて難しいので、カスタムせずに通常のDJプレイのみであれば、seratoとかrekordbox DJをおすすめします。PCにある程度詳しくて、マッピングとか自分で色々できるしわかるし、トラブルも自分で対応できるよ〜って人にはおすすめしますが、そうでなければ絶対に勧めません。そのかわり、カスタムして使い込めば、他のソフトではできない事も可能です。

...なお、TRAKTORはオーディオインターフェイスなど使用機材は設置されていると思わないほうがいいです。素直に持ち込み一択でしょうw

というわけで、おすすめはserato or rekordbox DJ > TRAKTORかな〜 自分がもし機材も何ももっていない状態で今からスタートするのであれば、一番簡単かつ軽快なrekordbox DJかな〜

...ただ、TRAKTORは今年丸っとリブランドがあるとかいう噂を海外のNI関係のフォーラムで結構見かけたのよね... 国内では見かけないけど、ひょっとしたら...


     


さて、告知です!

今週末は、8日金曜にAkiyuki出演のTAKE IT EASY@ROOTS、9日土曜の夜はKg出演のREVOLVER NITE@SRとdo itやBOW出演のLeft & Right@ROOTSが開催予定です!




よろしくお願いします〜♪

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