[開封の儀・導入記] IK Multimedia ARC Studio
少し前に載せた[音響補正] IK Multimedia ARC StudioとSoundID Reference 比較という記事の続きです。IK Multimedia ARC STUDIOを購入したので、開封の儀と導入記です。
注文して3〜4日で届きました。...が、事前に測定が必要なことは把握していたので、なかなか時間が取れず導入できず...
で、届いて1週間ぐらいでどうにか時間を確保して開封の儀。
内容物は簡単な説明書・電源アダプター・本体・マイクって感じです。こういうのはちょっとワクワクするわ〜w
サブモニターでiLoud Micro Monitorを使ったり、プラグインを買ったりして以前からIK Multimediaのユーザーなので、新規ユーザー登録は行わず製品登録だけということで、IK Multimedia Product Managerから製品登録して、ARC 4とARC 4 Analysisをダウンロードしてインストール。
そして、ARC 4 Analysisを立ち上げつつ、マイクの設置やスピーカーの接続などを行い、測定開始。7点測定と21点測定(7点測定×高さを変えて3回)があるので、迷わず21点測定を選択(それなりに工数かかるので、できれば当分やり直ししなくていいようにw)し、コツコツ音を測定。
参考までに、うちの場合は音楽機材部屋は6.5畳程度だけど、レコードボックスと収納されたレコード4,000枚弱(7inci含む)が片面を埋めつくし、その反対側はタンテやDJミキサーやDJ用のスピーカー、MPCなど機材関係などが埋め尽くし、真ん中にDTM用の作業デスクとDTM機材やモニターがある状態... 要するに、音の回り込みや反響はもの凄いはずです。
なお、DTM用のメインスピーカー(リファレンス)はGenelec 8020で、サブウーファーはFOSTEX PM-SUB8です。
...1点だけ、他の方と違うかもしれないと思った点は、自分はあえてサブウーファーの音も出したままにしました。※ただし、元々低域〜超低域が出るようにしていた設定をサブローのみに絞りました。
ネットとか調べてもこれが正解かはわかんなかったけど、自分はクラブでも鳴らすトラックを制作するのでどうしてもサブウーファーはマストなのと(とはいえ、マンションなので苦情がこない程度で抑えたいけど...)、測定できるということはサブウーファーも含めて対応した結果の音だろうという点を考慮しました。
で、導入前と導入後の変化について、
・全体的に音の輪郭がはっきりした(ボアボア感がなくなった)。
・中域〜低域がはっきり聞こえる(何が鳴っているのか分かりやすくなった)。
って感じです。導入前の音でも制作していたので特に不便を感じていた訳ではないけど(とはいえ、中域〜低域がボワつく自覚はあったけどw)、導入後は「今までこれでよく制作してたな...」と素直に思いました...
劇的に全体が大きく変わるというよりも、要所要所をおさえていて良い変化が得られたなと。
結論として、費用対効果で考えると導入して損はないと思います。環境設定が上手くできていないDTM初心者であれば効果は絶大でしょうし、ある程度知見がある中級以上の方も何かしら得るものがあると思います。シンプルに「出音が良くなる」ので、モチベーションも上がるかなと。
あと、IK Multimedia ARC STUDIOはコンパクトで持ち出し可能なので、色々な現場でも使えるかもしれません。...7点測定なら時間もかからないはずw
ということで、IK Multimedia ARC STUDIOの開封の儀・導入記でした〜 お付き合いいただきありがとうございました!
さて、イベント開催・出演予定↓ 出演確定済みは下記です。夏らしく楽しみましょう〜
明日は↓ assowのリリパです〜 自分もトラックを提供してます〜
7/20 SOUND ON@別府 SUNNY PLACE
7/26 Savvy 10th Anniversary@Savvy
8/2 大分七夕祭り 水辺の屋台村@アクアパーク
8/9 Groovy@日田 CMVC
8/10 FAB2@FREEDOM
8/29 FLAMES@FREEDOM
いずれもぜひ遊びに来てください〜!
イベントインフォも随時更新してます〜
そんなこんなで、また〜