メインのDAWは相変わらずAbleton Live 12なんだけど、サンプリングとかビートメイクをもっと効率よくできないかなと考えた結果、少し前にApple Logic Pro 12とプラグインのWINGMANを導入しました。もちろんAbleton Live 12もステム分離はあるけどボーカル・ドラム・ベース・その他の4パートに対して、Apple Logic Pro 12はボーカル、ドラム、ベース、ギター、ピアノ、およびその他の楽器パートに分離できるので気になってた感じです。WINGMANは解析・分離した後に元データに基づいて別のコードを提案してくれる機能が同じく気になってました。
Apple Logc Pro 12は知っている人は多いと思うので、まずはWINGMANの説明を簡単に↓
WINGMANとは
DJ用解析ソフトの定番『Mixed In Key』で知られる開発チームがリリースした、音楽制作のインスピレーションを加速させるためのAIアシスト・プラグインです。一言でいうと、「既存のオーディオ素材を読み込ませるだけで、それに合うコード進行やベースラインを自動生成してくれるツール」です。
主な機能
オーディオ解析とコード提案
DAW上のオーディオ(ボーカル、ギター、サンプルなど)をリアルタイムで聴き取り、そのキーや雰囲気にぴったり合うコード進行を即座に提案します。
ベースラインの自動生成
提案されたコード進行に基づき、リズムやグルーヴの合ったベースラインを自動で作ってくれます。
ステム分離 (Stem Separation)
読み込んだオーディオを「ボーカル」「ドラム」「ベース」「その他」の4つのトラックにAIで分離できます。サンプリングやリミックス制作に非常に便利です。
Audio to MIDI
変換解析したオーディオや、提案されたフレーズをMIDIデータとして書き出せます。自分の好きなシンセ音源で鳴らしたり、さらにエディットしたりすることが可能です。
高精度なキー検出
世界中のプロDJが信頼する『Mixed In Key』譲りのアルゴリズムを搭載しており、サンプルのキー判定が非常に正確です。
どんな人に向いている?
リミキサー : ボーカル素材からコードを割り出し、新しいバッキングを素早く構築。
ビートメイカー : サンプリングしたネタに合うベースやコードをAIに考えさせる。
初心者 : 音楽理論に詳しくなくても、プロレベルのコード進行を土台に曲作りができる。
時短したいプロ : アイデアの種(スケッチ)を高速で作り、インスピレーションを得る。
注意点
オンライン環境が必要: 解析処理の一部にクラウド(インターネット)を利用するため、使用中はオンラインである必要があります。
DAWとの連携: 現在、Ableton LiveやLogic Proなど主要なDAWに最適化されています。
Apple Logic Proはみんなご存知だと思うので詳しくは説明しませんが、2026年初頭リリースの新バージョンApple Logc Pro 12になってからの新機能は下記の通りです↓
AI Session Playerの劇的な進化
前バージョンまでのDrummerに加え、音楽理論を理解して演奏する「AIプレイヤー」が大幅に強化されました。
Synth Player : AIがコード進行に合わせたシンセの演奏を自動生成します。「Simple Pad」で厚みを出したり、「Rhythmic Chords」で動きのあるフレーズを作ったりできます。
Bass and Keyboard Player の強化 : 808 BassやPump Bassなど、現代的なジャンルに特化したスタイルが追加されました。モジュレーションやLFOの変化もAIが自動生成するため、単なるノートの羅列ではない、有機的なサウンドが得られます。
新機能:Chord ID(コード認識)
オーディオデータやMIDIから、AIが即座にコードを解析・特定する機能です。
読み込んだループ素材や録音したピアノのコードを可視化。
解析されたコードはSession Playerと連動するため、既存の素材に完璧に調和した伴奏をAIに作らせることが可能です。
Sound Browser の AI検索
「Apple Intelligence」を活用した自然言語検索が可能になりました。
テキスト検索: 「温かみのあるアナログなパッド音」のように、抽象的な言葉で音色を探せます。
類似検索: 既存のオーディオクリップをブラウザにドロップすると、それに似た雰囲気のループや音色をAIが提案してくれます。
ステップシーケンサーの柔軟性向上
ランダマイズ機能の強化: 各ステップの出現確率を右クリックで設定できるようになり、より予測不能で音楽的なパターンが作れるようになりました。
再生モードの追加: Ping-Pong(往復)やShuffle、True Randomなどの再生モードが増え、複雑なシーケンスを簡単に組めます。
ストレージ管理の自由度
外部・ネットワークドライブ対応: ついにサウンドライブラリの保存先に**ネットワークドライブ(NASなど)**を指定できるようになりました。複数のMacでライブラリを共有するプロ環境には嬉しい改善です。
注意点:Intel Mac サポートの終了
Logic Pro 12から、ついにIntelプロセッサ搭載のMacが非対応となりました。Apple Silicon(M1/M2/M3/M4チップ以降)が必須要件となっているため、旧モデルをお使いの場合はOSやハードウェアの確認が必要です。
そんなこんなで、Apple Logic Pro 12もWINGMANも、今までのサンプリングの手間やワークフローの簡略化に大いに役立つわけです。
個人的に、 ビートライブをするのでAbleton Live 12中心の制作フローなこともあり、最初にWINGMANを購入して色々試した翌日にApple Logc Pro 12を購入しましたが、購入時点では使い分けができるという確信があるわけではなく、AI Session Playerへの興味が強かった感じですw
...そもそも制作ではじめて購入したDAWはApple Logic Pro 9だったので、懐かしいな〜とか思いつつw その後はビートライブをしたいがためにAbleton一直線でしたが。
両方使ってみた感想としては、サンプリングソースの解析はApple Logic Pro 12のChord ID・サンプリングソースから新しいものを生み出すのはWINGMANという印象です。
Logic Pro 12の「Chord ID」とプラグインの「WINGMAN」は、どちらもオーディオからコードを解析・提案する機能を持っていますが、その役割と得意分野は明確に異なります。結論から言うと、「曲の骨組みを効率化するのがChord ID」で、「インスピレーションを広げ、クリエイティブな提案を受けるのがWINGMAN」という使い分けがベストです。
Logic Pro 12:Chord ID
役割:解析とプロジェクト全体の統率(インフラ機能)Chord IDは、Logicの「コードトラック」という屋台骨と深く結びついています。
得意なこと:既存素材の「正解」を導き出す: 読み込んだオーディオやMIDIが「何というコードか」を正確に判定し、Logic全体の基準(コードトラック)に反映します。
AI Session Playerとの連動: Chord IDで解析したコードをコードトラックに流し込めば、Bass PlayerやSynth Playerが自動的にそのコードに合わせて演奏してくれます。
使いどころ:サンプルパックのループ素材に、LogicのAIプレイヤーで伴奏を付けたい時。自分で弾いた適当なコードを、しっかりしたコード進行としてデータ化したい時。
Mixed In Key:WINGMAN
役割:提案とフレーズ生成(インスピレーション機能)WINGMANは、単なる解析ツールではなく「共作者」に近い存在です。
得意なこと:新しいアレンジの提案: 読み込んだオーディオに対して「こんなコード進行はどう?」と、元の素材にはないリハーモナイズ(コードの付け替え)や、それに合うベースラインのフレーズまで提案してくれます。
高度なステム分離: 楽曲ファイルからボーカルやドラムを切り出し、その分離したパーツに対して解析をかけられます。
使いどころ:「このボーカルに、あえて全く違うコードを当てて今っぽくしたい(リミックス)」という時。コード進行だけでなく、ベースラインの「動き」や「リズム」もセットでAIに丸投げしたい時。
比較まとめ
Logic Pro 12 (Chord ID)
主な目的 : プロジェクトの管理・同期
強み : Logic内蔵のAIプレイヤーと完璧に同期
操作感 : 右クリック一発で完了する「ツール」
立ち位置 : 「今ある音」に合わせる
WINGMAN (Mixed In Key)
主な目的 : アイデア出し・フレーズ生成強み
強み : 音楽的なフレーズ提案とステム分離
操作感 : 試行錯誤を楽しむ「楽器/プラグイン」
立ち位置 : 「新しい音」を創る💡
賢い使い分けの例
耳コピや整理なら「Chord ID」: 「このピアノサンプルのコードは何だろう?」と確認し、Logicのコードトラックに並べて制作のガイドにする。
リミックスやアレンジなら「WINGMAN」: 「このボーカル素材を活かして、全く別のベースやコードを付け足してガラッと雰囲気を変えたい」時に立ち上げる。
まずはChord IDで素材のキーを把握し、そこから先のアレンジで「もっと面白い進行にしたいな」と思ったらWINGMANを起動してアイデアを求める、という流れが最もスムーズです。
あと、使ってみるとChord IDよりもWINGMANの方がより細かいというか... 同じトラックのベースラインをステムで出しても、WINGMANの方が精度が高い気がしました。なので、Apple Logic Pro 12でWINGMANを立ち上げて、MIDIを書き出してそこから別の展開を選んで、Apple Logic Pro 12のAI Session Playerに適応して制作するのが最短かなと。自分の場合は、その後Ableton Liveにデータを移して、ミックスとマスタリングをする感じですね。テンプレートも作ったので、これから作業が捗りそうですw
まあ、まだ使いはじめたばかりなので、色々変わるんやろうな〜 その頃にはこの記事見返したら恥ずかしくなるかもw
ワークフローの効率化を考えている方は、Apple Logic Pro 12もWINGMANもおすすめですので、検討してはいかがでしょう?
さて、イベント開催・出演予定↓です!
OiTa DANCE FESITIVAL 2026
2026.03.14 12:00~ @トヨタカローラ大分 祝祭の広場
コンテンツ
・ストリートダンスバトル
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エントリー募集中!
・ダンスバトルエントリーフォーム https://forms.gle/HFUma61WnRU5Ek2v5
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主催 : 大分都心まちづくり委員会 府内部会
お問い合わせ : 大分市府内五番街商店街振興組合 097-534-2483
OiTa DANCE FESITIVAL 実行委員会 : https://www.sc-recs.com
Directed by
Kg(sc-recs.com) : https://www.instagram.com/pdw/
Goto Daichi : https://www.instagram.com/gottu_0820/
■ 公式サイト:https://machinaka-engine.com/odf/
■ 公式Instagram:https://www.instagram.com/oitadancefes/
■ 公式YouTube:https://www.youtube.com/@OiTaDANCEFESITIVAL
イベントインフォも随時更新してます〜
そんなこんなで、また〜






