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2012年4月11日水曜日

耳は友達!


珍しく真面目な話をば…w

よく爆音のクラブやライブハウスの後は耳鳴りがしませんか? それはごく軽度の音響外傷というそうです。それが酷い場合は騒音性難聴につながります。何より怖いのは、聴力は失われたら二度と戻らないんです。日頃から音楽に接している以上、常にリスクに晒されているわけです。

かな~り以前、イギリスの国立聴覚障害者協会が「音による耳のダメージというものは蓄積されるものであり、すぐに症状が現れるものではないのでケアを怠りがちだが、クラブの従業員の多くがあまりの大音量に囲まれて仕事をしているために聴覚障害や難聴になるリスクを抱えている」との警鐘を鳴らしてましたが、まさにその通りですよね。

で、個人的に不思議なんですが、家でDJとか楽器の練習する時に、びっくりするぐらい凄い爆音でやるヒトがいます。クラブに近い環境で~とか、爆音じゃないと細かい音まで拾えない~とか聞きますが、そもそも日頃から爆音でやってたら当たり前ですが聴力が落ちるのでオススメしません。本番を想定して、似た音量の環境でっていう場合は理解できますが、毎回爆音で練習する必要はないわけです。

そもそも聴力が落ちると当然細かい音が拾えなくなるので、上手くなろうと練習してるのか耳悪くして下手になろうとしてるのかわかんなくなる気がしませんか?そこそこの音量で細かい音まで拾うようにしてないと、音の解像度とかが本当にわかんなくなりますよね。解像度がわからないと正確な音圧がわかんないから、結果的に音圧ばっかりが強くなっちゃって、それをフロアでも再現しちゃうから、お客さんからするとフロアにいる事自体が重苦しいっていう悪循環w むしろ小さい音量で細かい音まで全部拾う訓練をした方が、DJとしてはうまくなると思います。

まあ、DJとかMCとかいう問題以前に、今後の長い人生で不通に生活していく上で耳が悪いって不便です。耳は生きていく上で凄く大切ですので、まず自分が大切に労わってあげないと、週末のクラブでは絶対に爆音に曝すわけなので、あっという間に劣化して歳をとったら難聴になっちゃいますよ。

爆音じゃないと細かい音が聴こえないっていうのは、そもそも家で使ってるスピーカー等の機材があんまりよくないケースもあるので、その場合はモニター用のスピーカーを使うようにするとかして、解像度の高い=耳に優しいものを使う事をお勧めします。今はモニター用のスピーカーでも結構安かったりします。またインシュレーターをかましたり、電源コードやスピーカーケーブルを変えるだけでも音は全く変わります。お金はたいしてかからないのでおススメです。

耳は一生付き合う大事なパートナーです。音楽やってて耳が悪いって説得力がなさすぎるし、難聴は大なり小なり日常生活にも影響があるので、お互いに耳を日頃から大切にしていきましょう♪


そんな感じで、また~